テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口 TEL:075-753-6511
担当教員
開講期間
10月4日(水)~1月17日(水)
4講時 15時00分~16時30分(毎週水曜日)
※休講等による振替授業可能日:1月4日(木)
※11月祭に伴う授業休止日:
11月22日(水)、11月24日(金)
※試験期間:1月24日(水)~1月30日(火)
※フィードバック期間:1月31日(水)~2月6日(火)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
授業中に課すミニ・レポート(40点配点)および「聞き書き」を課題とする期末レポート(60点配点)によって評価する。詳細は講義中に指示する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
授業教室:
京都大学吉田キャンパス・吉田南構内・4号館3階・4共30
知的好奇心の旺盛な受講生を歓迎する。また、民俗学に限ったことではないが、学問を学ぶ以上、「事実と論理」の前にひざまづく覚悟が肝要である。
授業外学習(予習・復習)等:
・履修前には、十数年分の「人生経験」があればよい。
・授業後に、講義内容に関連して各自の生活体験を報告する「ミニ・レポート」が課される。「簡単に済ませようと思う」なら10分とかからず作成可能である。
・期末レポートでは初歩的な「聞き書き」が課される。これも「簡単に済ませようと思う」なら1時間程度の調査と半日程度の文章作成で可能である。
・もちろん、「簡単に済ませようと思わない」ならこの限りではない。そして学問とは、むしろそのような営みであるはずだ。
履修要件:
衣食住、経済生活、社会組織を扱う「民俗学Ⅰ」は前期に開講する。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
講義概要:
民俗学とは、人間の「せつなさ」と「しょうもなさ」に寄り添う学問ではないかと思う。普通の人々が日々の暮らしのなかから創り上げ、承け伝えてきたコトバ、モノ、ワザといった営みの総体、そしてその結果として存在する「私たち自身」を「民俗資料」と名付け、そこから、文字資料には
決して書き残されることのなかった普通の人々の歴史を探ることを試みる学問である。本講義は、民俗学の目的と方法を学史的に概略した上で、人生儀礼、信仰行事、口頭伝承、等々の個別分野を論じる予定である。
到達目標:
民俗学の基本的な考え方を理解し、聞き書きなどの初歩的な実践方法を習得することを目指す。
講義スケジュール
1.使用上の注意
2.民俗学の歴史
3.民俗学の方法
4.そだつ―人生儀礼―
5.めとる―婚姻―
6.とむらう―葬送―
7.期末レポート作成の注意1
8.いのる―信仰―
9.まつる―年中行事―
10.おどる―民俗芸能―
11.期末レポート作成の注意2
12.つたえる―口頭伝承1―
13.なづける―口頭伝承2―
14.ものがたる―口頭伝承3―
15.まとめ(フィードバック)
教科書
参考書
菊地暁『柳田国男と民俗学の近代-奥能登のアエノコトの二十世紀-』(吉川弘文館) ISBN:978-4642075442
菊地暁[編]『身体論のすすめ』(丸善) ISBN:978-4621075982
大谷栄一・菊地暁・永岡崇[編]『日本宗教史のキーワードー近代主義を超えて―』(慶應義塾大学出版会) ISBN:978-4-7664-2535-2
菊地暁『民俗学入門』(岩波書店)ISBN:978-4-00-431910-8
授業中に随時紹介する。
出願開始
出願終了
承認結果公開日