テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
京都キャンパス教務チーム
TEL:075-414-8160
FAX:075-414-1150
担当教員
開講期間
2024年04月8日(月)~2024年07月22日(月)
4講時 14時50分~16時20分(毎週月曜日)
※2024年04月08日(月)休講(補講日は後日改めて連絡します)
※2024年05月6日(月・祝)講義あり
※2024年07月15日(月・祝)講義あり
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
授業参加度30%
期末レポート試験70% 合計100%
本やネットを丸写ししたレポートは認めない。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
フィールドワークに係る交通費(実費)
女子のみ受講可
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
ふるさとの「まちづくり」は、町を活性化させるのみならず、観光客の誘致にもつながるため、都市政策上の大きな課題になっている。特に日本では、中心市街地がシャッター通り化している地方都市の再生が問題化している。では、活気を失った町を再活性化させるにはどうしたらいいのか、また京都や奈良のような古都で「古都の面影」をできるだけ残すにはどうしたらいいのか。地方都市と古都の「まちづくり」について論じる。
人口減少化時代の今日、中小都市はさびれゆきつつある。中小都市が生き残るには、魅力的なコンパクトシティをつくるしかない。ドイツやイタリアでは、コンパクトシティや脱モータリゼーションの試みが盛んである。それらの事例をもとに、日本の中小都市を観光客の訪れるような魅力的な町として再生させるにはどうしたらいいか、考察する。
今日、京都市では一年に千軒ずつ古い町家が取り壊され、古都の面影が失われつつある。このままでは京都は観光客がぜひとも訪れたい「古都」ではなくなってしまうだろう。そこで、どうしたら京都を魅力的な「古都」として再生させることができるか、考察する。京都の小路、京格子、オープンカフェの取材など、フィールドワークも課す。
【到達目標】
自分の古里や自分の愛着のある町をどうやったら再活性化できるかについて考え、自分なりの積極的なアイディアを出し、ふるさとの知人・友人にそれをきちんと説明できるようになること。
講義スケジュール
第01回 京都は本当に美しいか
第02回 京都と大阪の看板
第03回 大地震後のまちづくり
第04回 少子化とふるさとのまちづくり
第05回 京町家を守る、景観を守る
第06回 脱モータリゼーション(フローニンゲン)
第07回 コンパクトシティ
第08回 シャッター通りから黒壁スクウェアへ(長浜)
第09回 江戸時代の町の復元(近江八幡と彦根)
第10回 ピカピカのニュータウンを風情ある町に
第11回 マンションと古典的な長屋・町家
第12回 水と緑のまちづくり
第13回 京都の小路と辻子
第14回 茶店とオープンカフェ(広島と横浜)
第15回 京の石畳
教科書
参考書
松原隆一郎著『失われた景観 戦後日本が築いたもの』PHP新書、2002年。
田村明著『まちづくりと景観』岩波新書、2008年。
『京都の森林と文化』ナカニシヤ出版、2020年。
他は授業中に指示する。
出願開始
出願終了
承認結果公開日