テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021
担当教員
開講期間
2025年4月11日(金)~2025年7月29日(火)
4講時 15時15分~16時45分
※毎週火・金曜日
5月6日(火)は祝日のため休講です。
7月25日(金)は集中補講日のため休講です。
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点:20%程度 毎回、コメントシートを提出します。
小テスト:50%程度 2回ほど簡単なチェックテストを課します。
レポート:30%程度 全体で1回、簡単なレポートを課します。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【会場】
龍谷大学深草学舎
第1回目の教室については別途「お知らせ」欄に記載します。
【注意事項】
教室定員を超える申し込みがあった場合、オンライン授業または抽選を実施する可能性があります。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
講義概要
●経済学史とは「経済学の歴史」History of Economic Thoughtを探る学問のことです。過去の経済学者の学説(理論・政策・思想の混合体)を整理・分類し、現代的な視点から甦らせる作業です。
●少子高齢化、コロナ後の世界、円安・物価高、働き方改革、VRやメタバース、ビッグデータと情報一元化、アメリカの孤立主義、富の集中と格差、露ウ戦争。現代には様々な社会問題・経済問題があります。実は過去の経済学者(スミス・マルクス・シュンペーター・ケインズ等)も現代にも通じる問題に直面していました。今を生きる私たちはその叡智を学び、少なくとも同様の失敗を繰り返してはいけません。
●この講義では現代との関連を重視しながら、過去を振り返ります。経済問題に興味があり、その論理をやさしく把握したい学生に役立つでしょう。歴史好きの人も歓迎です。対面の特性を十分に活かした授業を展開したいと思っています(動画視聴、学習支援システムの活用)。過去には『あゝ野麦峠』・『モダンタイムス』・『ウォール街』・『Elizabeth』・『Miss Potter』・『ゴスフォード・パーク』・『Oliver Twist』・『金色夜叉』等などの視聴覚教材を用いました。
◎到達目標
多くの経済学者(スミス、リカード、マルサス、ミル、ケインズ、シュンペーター、ハイエクなど)の考えに触れ、経済学がいかに発展して現在の形になったかを実感します。マクロ経済学やミクロ経済学という標準的経済学の特徴を大まかにつかみ、同時にそれ以外の異端の経済思想に触れて、総合的・批判的な思考を身につけます。
◎講義形態
授業を次の三部に分けます(標準形)。①前回の復習、代表的なコメントシートの紹介。responを使った簡単なアンケート調査(または理解度チェック)。②本日の学説・歴史的背景の説明。③質疑の時間、およびコメントシートの記入・提出。ときおり、小グループに分かれ、授業の内容を議論してもらう機会も設けるかもしれません。
今年度は実験的に、火曜日の講義(古代からJ.S.ミルまで)と、金曜日の講義(歴史学派・限界革命から現代へ)を独立に進めていく形態を取り、学修効果の向上に努めます。
【テキスト】原則として、テキストに沿って進めます。必ず、授業中に携帯してください。該当部分のページを授業中に示しますので、復習時に役立ててください。
【資料配付】配布する資料は、manabaで共有します。解説動画(過去の授業風景)を参照してもらう場合もあります(YouTubeで格納済)。テキストの該当部分は、講義中に指示します。
講義スケジュール
以下は予定です。特に小テストの場合は、事前に正確な日にちを知らせます。
第01回 オリエンテーション
第02回 経済学史の目的と範囲、経済学史とは
第03回 経済の発見(1)
第04回 経済の発見(2)
第05回 社会経済の科学的把握
第06回 重商主義(1)
第07回 重商主義(2)
第08回 重農主義
第09回 経済学の生誕前夜
第10回 アダム・スミス(1)
第11回 第1回チェックテスト
第12回 アダム・スミス(2)
第13回 リカードの理論(1)
第14回 リカードの理論(2)
第15回 マルサス
第16回 フランスの正統と異端
第17回 J.S.ミル
第18回 非/反古典派
第19回 マックス・ウェーバー
第20回 限界革命(1)
第21回 限界革命(2)
第22回 限界革命(3)
第23回 マーシャル
第24回 ケンブリッジ学派
第25回 第2回チェックテスト
第26回 アメリカの正統と異端
第27回 ケインズ革命(1)
第28回 ケインズ革命(2)
第29回 孤高の経済学者
第30回 孤高から連帯へ
教科書
小峯敦『経済学史』(ミネルヴァ書房)
2021年3月公刊(ISBN:978-4-623-09083-9)
小峯 敦『福祉の経済思想家たち(第3版)』(ナカニシヤ出版)
2024年3月公刊(ISBN:978-4779504556)
参考書
喜多見洋・水田健『経済学史』(ミネルヴァ書房)
(ISBN:978-4-623-05936-2)
小林昇・杉原四郎編『新版・経済学史』(有斐閣双書)
(ISBN:4641110174)
早坂忠編『経済学史』(ミネルヴァ書房)
(ISBN:462301858X)
八木紀一郎『経済思想』(日経文庫)
(ISBN:4532104750)
西沢・服部・栗田編『経済政策思想史』(有斐閣)
(ISBN:4641160716)
中村・八木・新村・井上『経済学の歴史』(有斐閣)
(ISBN:4641121389)
小田中直樹『ライブ・経済学の歴史』(勁草書房)
(ISBN:4326550465)
井上義朗『コア・テキスト 経済学史』(新世社)
(ISBN:4883840735)
根井雅弘『経済学のことば』(講談社現代新書)
(ISBN:4061497545)
根井雅弘『物語 現代経済学』(中公新書)
(ISBN:4121018532)
根井雅弘『わかる現代経済学』(朝日新書)
(ISBN:9784022731876)
日本経済新聞社『経済学 名著と現代』(日本経済新聞社)(ISBN:9784532352899)
出願開始
出願終了
承認結果公開日