テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
教学部
TEL:075-645-7891
FAX:075-643-5021
担当教員
開講期間
2025年9月25日(木)~2026年01月8日(木)
4講時 15時15分~16時45分(毎週木曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
平常点(20%):一定の回数が終わった段階で講義内容に関するミニレポートを提出(1回)。また、毎回の講義後に感想用紙を配布しますので、提出してください。提出状況や内容に応じて加算します。
レポート(80%):講義内容の理解と受講者の考察を問うレポートの提出を求めます。
毎回の講義について、授業終了後に感想を提出してもらい、平常点として評価します。ミニレポート、年度末のレポート(各1回)はmanabaに課題を示しますので、manabaにより提出するものとします。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【会場】
龍谷大学深草学舎
第1回目の教室については別途「お知らせ」欄に記載します。
【授業時間外における予・復習等の指示】
毎回の産業政策のテーマについて予習することを勧めます。産業に関する理論や、他都市の例などを知っておくと、講義が立体像を生み、理解が深まります。そのほか、講義の中で、必要に応じて指示します。
【履修上の注意・担当者からの一言】
現役の京都市幹部職員から、京都市の政策について聞くことができる貴重な機会です。真剣に授業を聴くようにしてください。各講義の後に質問時間を設けますが、時間の関係で質問できなかった場合などは、高畑あてのメールで受け付け、適宜回答するようにします。
2回目から14回目までの講義の順序は、講師の事情により入れ替わることがあります。
なお、授業は、原則、対面方式とします。授業の実施方法については、manabaに掲示しますので、確認するようにしてください。
【オフィスアワー・教員との連絡方法】
金曜日の午前10時から12時までは研究室に在室するようにしていますが、事前に高畑まで連絡ください。日程を調整して対応します。なお、高畑のメールアドレスは、初回の講義でお知らせします。
【注意事項】
教室定員を超える申し込みがあった場合、オンライン授業または抽選を実施する可能性があります。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【講義概要】
本講義は、京都市産業観光局の各部署の幹部職員が講師となり、毎回テーマ(分野)を変えた講義を聴くことを通じて「京都市の産業と産業政策」について、その全容を学ぶ科目です。
京都市は、京セラ、任天堂、オムロン、島津製作所など世界を舞台に活動する大企業から創業間もないベンチャー企業が活躍する一方で、千年の都としての歴史と文化を背景に、西陣織、京焼・清水焼、仏壇・仏具など多くの伝統産業が活発な活動を続ける日本を代表するものづくり都市です。また、国内外から多くの観光客が訪れる観光都市でもあります。このほか、多くの中小企業、特徴ある商店街や京野菜に代表される都市型農業、北山杉に代表される林業など、京都市には多くの産業が栄え、市民生活を支えています。
こうした京都産業を振興するために、京都市では産業観光局を中心に、産業界や経済団体、大学等と一緒に様々な政策、施策を実施しています。
本講義では、京都市産業観光局と連携し、京都市の産業の現状(特徴)、課題、その解決と振興のために京都市がどのような取組を進めているかについて、毎回、異なる担当部署の幹部から説明を聴くことで、地域産業の現状を把握し、京都市に代表される地方自治体の地域産業政策について学びます。
第1回目と最終回については、京都市で、産業観光局観光MICE推進室長、産業観光局理事(京都市観光協会専務理事)を歴任した高畑が担当し、京都市の産業・経済の特徴や自治体の産業政策について、より理解が深まるように努めます。
【講義方法】
本講義は、アクティブ・ラーニングの手法を用いて実施します。
中小企業、新産業、伝統産業、商業、観光、農林業、産業支援機関など、京都市の産業にかかる各分野の幹部がテーマごとに講義します(13回)。
講義の入門にあたる第1回講義と、締めくくりに当たる最終回(第15回)の講義は、コーディネーターを務める高畑が行います。
*講義の順番や内容の詳細は、後日確定します。
【到達目標】
京都市の産業政策を通じて、自治体の地域産業政策についての、豊かな知識が得られる。
産業分野に精通した課長級職員からの話を通じた「理論と現実の往還」により、実践的な考え方と課題解決能力が身につく。
講義スケジュール
第01回 全体の講義の入門として、地域産業と、地方自治体の地域産業政策について話をします。 :京都市の産業政策の概要
第02回 産業支援機関の機能と役割 :多様な産業支援の実像
第03回 コンテンツ産業の振興について 京都のアニメ・マンガ・ゲーム産業
第04回 産業技術研究所の中小企業への技術支援 :先端技術開発支援組織はどんなことをしているのか
第05回 戦略的企業誘致・産業用地創出 :京都市における企業誘致の取組
第06回 京都市の伝統産業について :多様なコラボによる伝統産業の刷新
第07回 地域企業と中小企業支援 :地域を支える京都の中小企業
第08回 京都市における商業振興の取組 :商店街に今必要なものとは
第09回 産業イノベーション創出支援 :新分野、産業の未来創造
第10回 京都市のスタートアップ支援について :スタートアップ企業によるイノベーションをいかに支えるか
第11回 これからの京都観光 :世界に誇る京都観光の現実と課題
第12回 農業の振興について :農業を支えるさまざまな取組
第13回 京都市の林業振興と森林政策 :市内産木材の利用促進と森づくり
第14回 京都市の産業構造と産業振興策 :多様な産業振興策が目指すもの
第15回 地域産業政策の重要性、京都市の地域産業政策の取り組みについてまとめます。 :自治体の産業政策と産学民の連携
教科書
京都市産業観光局のホームページに掲載されている各種計画文書を参考にしてください。また、他の政令市や都道府県などの産業政策についても調査し、比較検討することにより、理解と考察が深まります。
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日