テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
学生支援課
TEL 075-491-2141(代)
担当教員
開講期間
2024年09月20日(金)~2025年01月30日(木)
3講時 12時50分~14時20分(毎週火曜日)
最終週は定期試験週
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
■ 成績評価の基準
・定期試験(教室)50% 到達目標で示した到達度によって評価する。
・授業内課題 50% 毎週のアクティブラーニングへの取り組みによって評価する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
■ 授業のテーマ
現代日本人の宗教性を再検討する
■ 授業の概要
現代日本社会では、「無宗教」を標榜する人が多い。しかし、本当に日本人は「無宗教」なのだろうか。この授業では、現代日本社会と宗教の関係、現代日本人と宗教の関わりについて、あらためて問い直してみたい。
「祭りとコミュニティ」「巡礼の現代的展開」「社会問題としての宗教」「弔いのかたち」「交錯する生と死」という5つのサブテーマを通じて、多角的な視点から、現代日本人の宗教性について再検討する。その結果、「無宗教」とはいえない日本人の宗教性が浮かび上がるはずである。
■ 授業の目的・ねらい
現代日本人の宗教性を再検討することが、この授業の目的である。「宗教教団」そのものではなく、祭りや巡礼という実践、弔いやケアという観点からの幅広い「宗教性」を扱う(ただし、この数年の間に社会問題として浮かび上がった「カルト」「宗教2世」の問題も取り上げる)。
なお、この授業では、アクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び、以下、AL)の手法を用いる。毎回、グループワークによるALを体験することを通じて、現代日本社会における宗教の役割、現代日本人の宗教性についての自分なりの見解を磨き上げることをめざす。
■ 到達目標
(1)現代社会における宗教の役割を理解する。
(2)宗教を社会学的に分析する視点を身につける。
(3)アクティブラーニングを通じて、自分の見解を表明できるようにする。
■ 授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
毎回、授業中に配布した資料を読み直し、復習をしたうえで、翌週の授業に臨むこと。
■ 受講にあたっての留意事項
この授業の実施形態は、グループワークによるアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学習、以下、AL)である。教員の説明→授業内容に関する動画の視聴→グループワークという流れで授業を実施する。
ALは、グループ・ディスカッションを中心に、相互インタビュー、ディベート、ケースメソッド、ロールプレイ等、さまざまな技法で実施する。こうした作業を通じて、受講者が自分たちで「考える」「話し合う」「分析する」「発表する」ことを行ってもらう。そのため、受講者の主体的・積極的な授業参加が不可欠である。
なお、授業中の私語と携帯電話の使用は他の受講者の迷惑となり、グループワークの妨げになるので、厳禁とする。遅刻も認めない(10分を超えたら、電車が遅れたなどの理由がない限り、出席は認めない)。
講義スケジュール
■ 毎回の授業のテーマ・内容
第1回 イントロダクション──授業の内容と進め方の説明
第2回 現代日本人の「信仰なき宗教」とは?
第3回 祭りとコミュニティ①祇園祭
第4回 祭りとコミュニティ②鞍馬の火祭り
第5回 祭りとコミュニティ③よさこい系祭り
第6回 巡礼の現代的展開①若者の四国遍路
第7回 巡礼の現代的展開②アニメ聖地巡礼
第8回 社会問題としての宗教①カルト問題とは何か?
第9回 社会問題としての宗教②宗教2世の生きづらさ
第10回 弔いのかたち①葬儀の現在形
第11回 弔いのかたち②遺骨のゆくえ
第12回 交錯する生と死①死や死別を語るデスカフェ
第13回 交錯する生と死②ターミナルケアと臨床宗教師
第14回 交錯する生と死③グリーフケア──愛する人を喪った後
第15回 まとめ
教科書
参考書
毎週、授業内容に関する参考文献一覧を授業中に配布する。
出願開始
出願終了
承認結果公開日