テーマ

E.教育・人生観を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

E317

科目名

法然の生涯と教え

開講大学名

佛教大学

学内科目コード

学内科目名

法然の生涯と教え

連絡先

学生支援課
TEL 075-491-2141(代)

担当教員

坪井 剛(仏教学科 准教授)

開講期間

2024年09月21日(土)~2025年01月19日(日)
4講時 14時30分~16時00分(毎週木曜日)
※「2024年度プラザ科目学年暦」を参照してください

開講曜日・講時

木・4

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(プラザ)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

20,000円(京カレッジ生のみ必要)

対象年次

1年次以上

授業定員

50

単位互換定員

40

京カレッジ定員

10

会場

キャンパスプラザ京都

試験・評価方法

■ 成績評価の基準
定期試験(課題):50%
 レポート試験を実施する。課題は授業で扱ったテーマを中心に設定し、その到達度によって評価する。
授業内課題:50%
 授業内容を十分理解出来ているかどうか、毎回提出してもらうペーパーの達成度等により、総合的に評価する。課題については、次回授業で解説・フィードバックする。 

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

■ 授業のテーマ
法然の生涯とその思想について
■ 授業の概要
鎌倉新仏教の最初に登場した法然の生涯とその思想を学ぶ。具体的には、①浄土教とはどのような思想か、②法然の生涯にはどのような出来事が起こったのか、③法然はどのような思想を形成したのか、④法然没後の展開、を中心に講義する。
■ 授業の目的・ねらい
「鎌倉時代になると一般に「鎌倉新仏教」と呼ばれる仏教革新運動が起こり、新たな教団が形成されていくようになります。その嚆矢となったのが、法然の専修念仏教団です。それ故、法然の生涯とその思想については、これまでに様々な視角から研究が積み重ねられてきました。
 ただ、法然の生涯とその思想を考えていく上で、最も大きな障害となるのが、その史料的制約です。つまり、残存する一次史料が非常に少ないため、それらを基礎にしつつ、後世に作成された伝記や遺文集といった二次史料から史実を補強していくしかないのです。
 そこで本授業では、そういった史料的問題について念頭に置きながら、法然の生涯に起きた出来事とその思想について理解することを目的とします。 
■ 到達目標
・授業で提示する様々な史料から、法然の生涯と思想的特徴について、具体的に説明できるようになる。
・法然研究の方法論とその問題点について理解し、一般化できるようになる。
■ 授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
・予習…毎回の授業テーマを確認し、参考文献の当該部分を読んでおく。
・復習…授業で配布したレジュメの内容を確認するとともに、理解できなかった専門用語や時代背景について辞書等で調べ直す。

講義スケジュール

■ 毎回の授業のテーマ・内容
第1回
法然研究の問題点
第2回
日本仏教の歴史的展開と新仏教運動の時代的背景
第3回
生誕と幼少期の出来事
第4回
比叡山での出家・修学、黒谷遁世 
第5回
諸方遊学、専修念仏への帰入
第6回
西山広谷から吉水へ、大原問答
第7回
東大寺講説、逆修説法
第8回
『選択集』の撰述
第9回
「専修念仏思想」の形成と深化
第10回
「専修念仏教団」の形成とその特徴
第11回
有力な門弟たちとのエピソード
第12回
既存宗派からの批判、「建永の法難」事件から流罪へ
第13回
帰洛、死去
第14回
法然没後における「専修念仏教団」の展開
第15回
まとめ、残された問題点

教科書

参考書

①『図解雑学 法然』伊藤唯真監修・山本博子著(ナツメ社)
②『人物叢書 法然』田村円澄(吉川弘文館)
③『法然の世紀』伊藤唯真(浄土宗出版)
④『法然 貧しく劣った人びとと共に生きた僧』平雅行(山川出版社)
⑤『鎌倉浄土教の先駆者 法然』中井真孝(吉川弘文館)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00