テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
今出川キャンパス教務センター(法学部)
TEL:075-251-3511
FAX:075-251-3064
担当教員
開講期間
2023年09月27日(水)~2024年01月25日(木)
1講時 09時00分~10時30分(毎週 水・木曜日)
※休講2023年11月23日(木)11月29日(水)
※休講2023年12月27日(水)12月28日(木)
※休講2024年1月3日(水)1月4日(木)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
<成績評価基準>
期末筆記試験 90%
特許法の制度の基本,特に,制度趣旨を理解しているかどうか。丸暗記ではなく,真に理解し応用できる力がついているかどうか。
小テスト 10%
授業において,基本的な事項を理解しているか。
特記事項 e-class に,一昨年度の試験問題と解答・解説を掲示するので,しっかり勉強してほしい。また,試験採点後,解答・解説・成績分布・最高点を,同様に掲示するので,復習してほしい。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
・シラバスの内容は、学期中に変更することがある。最新の内容は、同志社大学シラバスシステムを確認すること。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
<概要>
この科目では,特許法を講義する。特許法は,国の政策「知的財産立国」,すなわち特許保護強化政策(プロパテント)の下,刻々と変容を遂げようとしているが,どのような趣旨で立法されているのか,近年の相次ぐ法改正,判例の変遷が意味するもの,これからのあるべき姿等を考える。
具体的には,以下の項目につき基本事項および理念を学び,更に最近の法改正,判例について理解を深める。
<到達目標>
学生が,特許法がどのような目的の下に制定され,その目的が個々の規律においてどのように実現されているかという法の趣旨を理解し,現実に生じている具体的な問題について,特許法上どのように考えるのかという基本的な考え方を身につける。
講義スケジュール
(不正競争防止法と商標法)
第1・2 回 (1)特許法の位置づけ
(2)特許権の国際的保護
① 属地主義
② 条約
③ 並行輸入
第3 回 特許権の保護対象―発明とは何か
(1)自然法則の利用
(2)技術的思想の創作
第4 回 特許要件
(1)産業上利用可能性― 医療行為の問題
(2)新規性
(3)進歩性
(4)不特許事由
第5・6 回 手続要件・出願手続・審査
1.手続要件
(1)発明の開示(明細書記載要件)
(2)先願
(3)先願範囲の拡大
2.出願手続 ― 補正
3.審査
第7 回 特許を受ける主体
(1)冒認出願
(2)共同発明
(3)職務発明制度
第8 回 特許権の効力1
(1)効力の内容
(2)存続期間
第9 回 特許権の効力2
(1)特許発明の技術的範囲
(2)均等論
第10 回 特許権の効力の制限・裁定実施権・法定実施権・許諾による実施権
第11 回 特許権侵害1
(1)特質
(2)間接侵害
第12 回 特許権侵害2 ―救済措置(特許法の特則)
第13 回 審判・審決取消訴訟
第14 回 特許権の流通・担保化・実用新案法
第15 回 総括
授業時間外の学習として,各回の授業前にe-class で配布されるレジュメをダウンロードして読み,該当箇所の参考書を読む。
授業後も同様に復習し,前年度の試験問題の該当部分を解き,理解を確認する。
教科書
e-class により,毎回講義前日までにレジュメを配布するので,必ず持参すること。
参考書
小泉 直樹『知的財産法』第2 版(弘文堂,2022)
平嶋 竜太 ほか『入門知的財産法』第2 版(有斐閣,2020)
高林 龍『標準特許法』第7 版(有斐閣,2020)
島並 良 ほか『特許法入門』第2 版(有斐閣 2021)
茶園 成樹 編『特許法』第2 版(有斐閣,2017)
駒田 泰土 ほか『知的財産法Ⅰ 特許法(有斐閣ストゥディア)』(有斐閣,2014)
小泉 直樹 ほか編『特許判例百選』第5 版(有斐閣,2019)
小泉 直樹=駒田 泰土 編『知的財産法演習ノート』第5 版(弘文堂,2022)
『知的財産権法文集』(PATECH 企画,2022)
出願開始
出願終了
承認結果公開日