テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

C320

科目名

仏教美術研究(インド・中国)

開講大学名

佛教大学

学内科目コード

学内科目名

仏教美術研究(インド・中国)

連絡先

学生支援課
TEL 075-491-2141(代)

担当教員

大西 磨希子(仏教学科 教授)

開講期間

2024年09月20日(金)~2025年01月30日(木)
3講時 12時50分~14時20分(毎週木曜日)
最終週は定期試験週

開講曜日・講時

木・3

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

2年次以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

紫野キャンパス

試験・評価方法

■ 成績評価の基準
・定期試験(教室) 60%
 到達目標に従い、定期試験により授業内容に関する理解度を評価する 
・授業内課題 40%
 授業時に課す小レポートをもって評価する

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

■ 授業のテーマ
中国の仏教美術—敦煌莫高窟—
■ 授業の概要
日本の仏教美術に大きな影響を与えた中国南北朝時代から唐時代までの仏教美術について学ぶ。約1000年の長きにおよび連綿と造営が続けられた敦煌莫高窟を対象に、代表的な作例を取り上げながら、実物と文献の両面から、美術史上の問題点を検討してゆきたい。
■ 授業の目的・ねらい
敦煌莫高窟に残された代表的な作例を取り上げることにより、中国仏教美術史の基礎的な知識を養うだけでなく、作品を生み出した歴史的・地理的背景を理解することによって、多様性に富んだ中国美術の魅力や面白さを感じ取ってもらいたい。
■ 到達目標
・中国の代表的な仏教遺跡である敦煌莫高窟について、歴史的・地理的な背景を理解する。
・敦煌莫高窟の造形的な特徴を説明できる。
・敦煌莫高窟の造形に籠められた思想背景を説明できる。
■ 授業時間外の学修(予習・復習等)についての具体的な指示
造形作品はそれが生み出された時代や地域と無縁ではない。授業で取り扱う遺跡や作品については、必ず年表や地図を調べて確認し、時間軸・空間軸をおさえること。また関連作例や歴史的背景については、各自、関連図書などで調べる姿勢をもって授業に臨むこと。授業時には小リポート課題を課すので、必ず期日までに作成して提出すること。

講義スケジュール

■ 毎回の授業のテーマ・内容
第1回  イントロダクション:無仏の時代から仏像の誕生へ
第2回  インド古代の仏教美術
第3回  ガンダーラ美術
第4回  仏教東漸と中央アジアの仏教遺跡
第5回  中国への仏教伝来と早期仏教美術
第6回  敦煌の歴史地理
第7回  敦煌莫高窟の歴史
第8回  敦煌莫高窟の美術:早期
第9回  本生図と仏伝図
第10回 敦煌莫高窟の美術:中期
第11回 変相図の世界
第12回 敦煌莫高窟の美術:晩期
第13回 描かれた世俗の風景
第14回 蔵経洞の発見:スタインとぺリオ
第15回 まとめ

教科書

指定なし。授業時にプリント資料を配布する。

参考書

①『中国石窟 敦煌莫高窟 1〜5』敦煌文物研究所(平凡社)
②『敦煌三大石窟 莫高窟・西千仏洞・楡林窟』東山健吾(講談社)
③『図説 敦煌—仏教美術の宝庫』大橋一章(河出書房新社)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00