テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

H214

科目名

福祉政治

開講大学名

立命館大学

学内科目コード

14418

学内科目名

福祉政治

連絡先

衣笠学びステーション
TEL:075-465-7865

担当教員

長澤 高明

開講期間

2025年4月7日(月)〜2025年7月15日(火)
3時限 13:10~14:45(毎週水曜日)

開講曜日・講時

水・3

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:46,400円 ・聴講生:27,400円

対象年次

3回生以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

衣笠キャンパス

試験・評価方法

【定期試験(筆記)】60%
試験用紙に設問が三つ書いてありますから、それから一つ選んで解答してください。正確な説明と、あなたの見解の論理的展開に無理がないかどうかを評価基準とします。

【平常点評価】40%
小テストを2回実施します(7回目と13回目講義で。10問、10点)。
レポートを期末に一回提出してもらいます(20点)。
詳細は講義内で説明します。

(備考)
小テストは原則教室にて実施します。ただし、何らかの事情で教室での小テストができなくなった場合はmanaba+Rでの実施に切り替えます(その場合は連絡します)。
レポートの提出期間は6月30日から7月12日の間。manaba+Rにて提出してください。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

【諸手続】(単位互換生のみ)
〇立命館大学では、4/7から順次春学期の授業が始まります。本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。
出願手続きとは別に、下記ページで仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。

〇受講が許可された場合は、下記ページで必要な手続を案内しますので、必ず確認してください。
期間内に所定の手続を行い、特別聴講生証を受け取ってください。
手続のない方は、授業の受講や試験の受験ができませんので注意してください。

<仮受講用ID発行、受講手続案内>
「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/

※ 教室は、「立命館大学 オンラインシラバス」で確認してください。
※ シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、最新の「立命館大学オンラインシラバス」を確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/

※ 補講日や祝日授業日など学年暦は、「立命館大学 学年暦」を確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業の概要と方法】
本講義は本来の担当者である小堀先生に代わって⻑澤が担当します。まずは福祉および社会保障に関する基本的な用語を解説し、その後、著名な学者たちの見解や各国で実施されている政策内容を紹介します。皆さんはこの講義を基礎に、福祉政治のあり方を自分で整理し、望ましい体系を考えてみてください。

【受講生の到達目標】
政治学の理論と分析枠組みを使って、福祉政治のあり方を考えられるようにする。

【事前に履修しておくことが望まれる科目】
政治学系講義科目

【授業外学習の指示】
福祉に限らず、日々の政治状況に目を配るようにしてください。一番良いのは新聞に目を通すことですが、ネットでも読めますから努力してみてください。なお、似たようなテーマについて、媒体によって異なる評価がなされることがありますから、それらも相互比較しながら読む習慣をつけてください。なお、講義で取り上げる書物はできれば事前に読んでおいてください。

【受講および研究に関するアドバイス】
毎回レジュメを配布します。また、前もってmanaba+Rにもアップしておきます。
テキストは使用しません。

【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話

講義スケジュール

第01回
福祉政治とは何か
<キーワード>福祉についての辞書的定義。社会資本。公共財。小さな政府。大きな政府。
+R授業。詳細はmanaba+Rを参照のこと。

第02回
福祉をさまざまな角度から考える
<キーワード>人権としての福祉。福祉と雇用の関係。少子高齢化との関係。

第03回
障害者福祉
<キーワード>表記問題。現状と問題点。ノーマライゼーションからインクルージョンへ。

第04回
現代日本の労働・生活問題(1)
<キーワード>働き方改革。非正規社員。サービス残業。シングルマザー。シングルファーザー。生活保護。

第05回
現代日本の労働・生活問題(2)
<キーワード>女性差別に関する条約・法律。男女共同参画法。DVD防止法。ベーシックインカム。

第06回
公共政策と福祉政治
<キーワード>公共とは何か。社会運動と公共政策。「公共を取り戻す」とは。

第07回
福祉政治の歴史
<キーワード>イギリス。ドイツ。アメリカ。日本。

第08回
エスピン・アンデルセンを読む
<キーワード>『資本主義の三つの世界』社会⺠主主義モデル。保守主義モデル。自由主義モデル。

第09回
アマルティア・センを読む
<キーワード>『不平等の再検討 潜在能力と自由』平等とは何か。自由と福祉。貧しさと豊かさ。

第10回
ハイエクを読む
<キーワード>『隷従への道』保障と自由。全体主義。

第11回
フリードマンを読む
<キーワード>『資本主義と自由』所得の分配。社会福祉政策。貧困対策。

第12回
ノージックを読む
<キーワード>『アナーキー・国家・ユートピア』最小国家。配分的正義。

第13回
現代世界の福祉政策
<キーワード>イギリス。ドイツ。アメリカ。北欧

第14回
理論的整理

【授業実施形態】
対面を原則とする。

教科書

参考書

そのつど紹介します。

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00