テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
衣笠学びステーション
TEL:075-465-7865
担当教員
開講期間
2025年4月7日(月)〜2025年7月15日(火)
5時限 16:40~18:15(毎週木曜日)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
京カレッジ生の方のみ、以下の受講料が必要です。・科目等履修生:46,400円 ・聴講生:27,400円
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
【平常点評価】100 %
・学期末のレポート50 %
別途指示する期限までにmanaba+R上にて提出する。授業の内容を踏まえ、論理的に記述しているかを評価する。
・授業への参加度50 %
毎回manaba+R上に提出するコメントの記入(授業の理解度)により判断する。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
【諸手続】(単位互換生のみ)
〇立命館大学では、4/7から順次春学期の授業が始まります。本科目の受講を希望する場合、受講が許可される前に立命館大学のシステムを利用するための仮受講用IDを発行します。
出願手続きとは別に、下記ページで仮受講の案内を確認し、仮受講用IDの発行手続きを行ってください。
〇受講が許可された場合は、下記ページで必要な手続を案内しますので、必ず確認してください。
期間内に所定の手続を行い、特別聴講生証を受け取ってください。
手続のない方は、授業の受講や試験の受験ができませんので注意してください。
<仮受講用ID発行、受講手続案内>
「大学コンソーシアム京都 立命館大学の開講科目を受講する皆様へ」
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/consortium_renraku.html/
※ 教室は、「立命館大学 オンラインシラバス」で確認してください。
※ シラバスの内容は本掲載内容から変更になることがありますので、最新の「立命館大学オンラインシラバス」を確認してください。
https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/syllabus/
※ 補講日や祝日授業日など学年暦は、「立命館大学 学年暦」を確認してください。
http://www.ritsumei.ac.jp/profile/info/calendar/
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
【授業の概要と方法】
<白川学の世界>
白川静博士の「白川学」は、日本や中国を含む東アジアの、古代から現代、未来をも見通す可能性を秘めたきわめて有用な学問体系である。この「白川学」の概要を理解することを通して、白川の持っていた学問への情熱・広い視野・批判精神を学びとると同時に、本学出身である世界的な学者の学問と生涯について理解を深めていく。
今年度は、思想・文字学研究に重点を置いた講義を行う。
毎回manaba+R上でコメントの提出を求め、必要に応じ教員が補⾜説明する。学期末には全体を通じた内容の理解を問うレポートを課し、manaba+R上での提出とする。成績担当教員がレポートの講評を掲載する。
【受講生の到達目標】
(1)「白川学」の概要について理解することができる。
(2)「白川学」の独創性や意義について、報告することができる。
(3)「白川学」の理解を通して、発想の転換や批判的精神など、学問研究の基礎を身につける。
【授業外学習の指示】
『入門講座 白川静の世界』全三巻(平凡社、2010年)を一読するとよい。白川静出演のテレビ番組や特集番組、講演会のビデオ『文字講話』などを見ると、さらに興味が深まる。『文字講話』は講演録が書籍化もされている。
【授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法】
manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
講義スケジュール
第01回
(担当:萩原正樹)
コーディネーターによるオリエンテーション
<キーワード>
【20分の「+R授業」があります。詳細は manaba+Rを参照】
白川静の生涯と立命館大学
第02回
(担当:芳村弘道)
白川学とは何か1:白川先生の学問軌跡1
<キーワード>
万葉集、詩経、楚辞、清朝考証学、王国維、京都支那学
第03回
(担当:芳村弘道)
白川学とは何か2:白川先生の学問軌跡2
<キーワード>
白川静文庫、文字学、甲骨・金文学、詩経学、日本古代文学研究
第04回
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話1
<キーワード>
卜辞、夏殷周、洪水神、神話的葛藤、殷の神話、風神、方神
第05回
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話2
<キーワード>
殷王朝の系譜、自然神、五祀周祭、祖神、祖祭
第06回
(担当:阪谷昭弘)
中国古代の民俗・社会・神話3
<キーワード>
山海経、楚辞、淮南子、殷虚、三星堆、青銅器
第07回
(担当:張莉)
漢字・文字学1
<キーワード>
漢字の変遷
第08回
(担当:張莉)
漢字・文字学2
<キーワード>
甲骨文の世界
第09回
(担当:張莉)
漢字・文字学3
<キーワード>
金文の世界
第10回
(担当:張莉)
漢字・文字学4
<キーワード>
『説文解字』・六書
第11回
(担当:張莉)
漢字・文字学5
<キーワード>
『説文解字』と白川文字学
第12回
(担当:張莉)
漢字・文字学6
<キーワード>
白川静の系列文字・民俗学的方法
第13回
(担当:張莉)
漢字・文字学7
<キーワード>
白川静の代表的な文字解釋
第14回
(担当:張莉)
漢字・文字学8
<キーワード>
中国における白川学
【授業実態形態】
基本的に対面で実施する。もしメディア授業を実施する場合は、必ず事前に連絡する。
教科書
参考書
(書名)白川学の世界Ⅰ文字
(著者)立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
(出版社)平凡社
(書名)白川学の世界Ⅱ文学
(著者)立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
(出版社)平凡社
(書名)白川学の世界Ⅲ思想・歴史
(著者)立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
(出版社)平凡社
(書名)白川静を読むときの辞典
(著者)立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所編
(出版社)平凡社
(書名)甲骨文の誕生 原論
(著者)高島敏夫
(出版社)人文書院
(書名)白川文字学の原点に還る──「甲骨金文学論叢」を読む
(著者)高島敏夫
(出版社)朋友書店
(書名)五感で読む漢字
(著者)張莉
(出版社)文藝春秋社
(書名)こわくてゆかいな漢字
(著者)張莉
(出版社)二玄社
(書名)漢字は語る―こわくてゆかいな漢字の生い立ち―(一・二年生)
(著者)張莉
(出版社)朋友書店
(書名)文字講話Ⅰ~Ⅳ
(著者)白川静
(出版社)平凡社
(備考)平凡社ライブラリー
(書名)回思九十年
(著者)白川静
(出版社)平凡社
(書名)漢字のなりたち日英対訳
(著者)白川静、アラン・スウェイツ訳、阪谷昭弘監訳
(出版社)平凡社
<備考>
その他、授業中に適宜紹介する。
【参考になる WWW ページ】
中国文学・思想専攻ホームページ:白川静の世界
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/cl/shirakwa/index.htm
出願開始
出願終了
承認結果公開日