テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換

受講形態(京カレッジ)

科目コード

B206

科目名

現代史概論

開講大学名

京都大学

学内科目コード

B109

学内科目名

現代史概論

連絡先

京都大学吉田キャンパス 吉田南構内
国際高等教育院棟1階 全学共通科目学生窓口 
TEL:075-753-6511

担当教員

人文科学研究所 准教授 藤原 辰史

開講期間

2024年4月9日(火)~2024年7月16日(火)
2講時 10時30分~12時00分(毎週火曜)
※創立記念日(授業休止日)6月18日(火)
※休講等による振替授業可能日:7月17日(水)
※試験期間:7月23日(火)~7月29日(月)
※フィードバック期間:7月30日(火)~8月5日(月)

開講曜日・講時

火・2

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

対象年次

全回生

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

会場

試験・評価方法

学期末のレポート
なお、開催日のうち、4回以上欠席したものは不合格とする。

超過時の選考方法

別途負担費用

その他特記事項

【授業教室】京都大学吉田キャンパス・吉田南構内・4号館3階 4共30

【授業外学習(予習・復習)等】
なんでも良いので、事前に現代史に関する本を読んでおくことが望ましい。 本を借りたりあるいは購入したりして
読む労力を惜しまないこと。 講義中には多数の本を紹介するので、復習として読むとよい。

【履修要件】
特になし

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
「現代」と言われる時代、とくに20世紀の歴史を学ぶ。 ボーア戦争、スペイン内戦、日中戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アメリカ同時多発テロと武力攻撃にの世紀であるとともに、国際連盟や国際連合を中心として世界平和を探求しようとした世紀でもあった。 科学技術が軍事技術と生活革命を同時にもたらし、よりよく殺すためにも、よりよく生きるためにも用いられた世紀でもあり、経済的に、人種主義的に、ジェンダー規範によって虐げられた人々が異議を申し立て、人々の心をとらえたり、敗れたりした正規でもある。本講義では、現代史の知識を身につけることを主眼に置いていない。 それよりも、どのように、私たちの生に直接つながっていくこの複雑な時代をとらえるのか、その「視角」を、受講生固有のまなざしから獲得していく試みである。

【到達目標】
現代史を理解する上で最低限の知識を身につけること。
現代史を理解する上で重要な複数の「見方」を学ぶこと。
他の学生の考えをきちんと聞いて理解し、自分の考えと比較検討すること。

講義スケジュール

これまで、学生の関心に応じて変更をしてきました。
1 イントロダクション:現代史の本を書くとしたら
2 現代史の概観
3 世紀転換期
4 第一次世界大戦:飢え
5 第一次世界大戦:民衆
6 戦間期
7 ナチスとヒトラーについて
8 ナチスの収穫感謝祭
9 台所から見たナチス
10 トラクターの世界史
11 科学技術と現代
12 沖縄の20世紀
13 歴史を学ぶこと
14 まとめ
受講生の関心に応じて、変更の可能性あり。

教科書

授業中に指示する

参考書

エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史――両極端の時代 上・下』(ちくま学芸文庫、2018)
木畑洋一『20世紀の歴史』(岩波新書,2014)
藤原辰史『トラクターの世界史』(中公新書、2017)
藤原辰史『歴史の屑拾い』(講談社、2022)
藤原辰史『ナチスのキッチン』(共和国、2016)

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00