テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

B216

科目名

現代の教養(小津安二郎の世界)

開講大学名

平安女学院大学

学内科目コード

241036a

学内科目名

現代の教養

連絡先

京都キャンパス 教務チーム
TEL 075-414-8160
FAX 075-414-1150

担当教員

高橋 義人

開講期間

2025年04月10日(木)~2025年07月24日(木)
2講時 10時50分~12時20分(毎週木曜日)
※2025年05月01日(木)講義なし

開講曜日・講時

木・2

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形態

対面授業(プラザ)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

40,000円 (登録料10,000円別途必要)

対象年次

1年次以上

授業定員

30

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

キャンパスプラザ京都

試験・評価方法

授業参加度30%
期末レポート試験70%合計100%
本やネットを丸写ししたレポートは認めない。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
 本学の教養教育では、グローバル化や科学技術の進展など社会の激しい変化に対応するために、自然科学・人文科学・社会科学などの広い範囲にまたがって、各分野の知識を幅広く学び、多種多様な考え方を身につけ、人間社会全体について深い思考を巡らせることができることを目標としている。それによって専門知識を用いた専門的スキルを実践する場面において正しい方向性を理解し、より深い専門性を発揮することができる。この科目では、その入門として現代の教養を概観する。
 今年度は映画監督 小津安二郎について論じる。
 今日、日本で盛んなホームドラマの始まりは小津安二郎にある。彼は今日、世界で最も高く評価されている映画監督である。小津のなかに欧米は自分たちが失ってしまった家族主義を見いだした。小津映画とともに、日本、および日本の家族主義を再考する。
【到達目標】
 小津映画の細部を検討しながら、家族のぬくもりとは何か、それが今日いかに失われているか、日本の家族主義は欧米の個人主義とはいかに違うか、欧米には家族主義はないのか、考察する。

講義スケジュール

第01回 小津安二郎の生涯(1)サイレント映画時代
第02回 小津安二郎の生涯(2)トーキー映画時代
第03回 小津安二郎『生れてはみたけれど』
第04回 小津安二郎『出来ごころ』
第05回 小津安二郎『父ありき』
第06回 小津安二郎『長屋紳士録』
第07回 小津安二郎『風の中の牝雞』
第08回 小津安二郎『晩春』
第09回 小津安二郎『麦秋』
第10回 小津安二郎『早春』
第11回 小津安二郎『東京物語』
第12回 小津安二郎『秋日和』
第13回 小津安二郎『秋刀魚の味』
第14回 ヴィム・ヴェンダース『東京画』『Perfect Days』
第15回 是枝裕和『そして父になる』『万引き家族』

教科書

参考書

平山周吉『小津安二郎』新潮社
中野翠『小津ごのみ』ちくま文庫

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2025-04-11 05:00:00