テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
今出川キャンパス教務センター(法学部)
TEL:075-251-3511
FAX:075-251-3064
担当教員
開講期間
2024年09月24日(火)~2025年01月20日(月)
4講時 14時55分~16時25分(毎週月曜日)
※休講2024年11月4日(月・振替休日)
※休講2025年1月13日(月・祝)
※開講2024年10月14日(月・祝)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
期末筆記試験 100%
講義の全範囲について,内容をしっかり理解できているかを評価します。講義に出て,教科書やプリントに即して勉強していただければと思います。期末筆記試験のみにより,100点満点で採点します。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
・シラバスの内容は、学期中に変更することがある。最新の内容は、同志社大学シラバスシステムを確認すること。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
<概要>
この講義は,法哲学の重要問題を解説することを目的としています。法哲学とは,法理学ないし法理論と呼ばれている学問であり,今日の法,法学,および法実践が抱えている基本的問題を様々な角度から掘り下げて考えてみようとするものです。具体的には,(1)法とは何か,(2)法の実現すべき価値は何か,および(3)正しい法解釈は存在するか,といった問題を取りあげます。
本講義では,(2)を中心に講義を行いますが,とくに「正義・自由・平等」に関する根本的問題を意識しながら解説します。その上で,現代法哲学が現代の日本法に与える示唆について考察を加える予定です。
なお,本講義を履修する上で,履修を終えておくべき科目や,履修済みまたは平行して履修すべき科目はありません。
* e-classで資料を配付します。初回の講義までに各自でダウンロードしておいて下さい。
<到達目標>
学生が,「正義・自由・平等」に関する根本的問題を意識しながら,現代法哲学が現代の日本法に与える示唆について理解できるようになること。
講義スケジュール
第1週 DO Week(オンライン):はじめに 「現代法哲学の展開」を学ぶために
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第2週(対面):法と正義の問題
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第3週(対面): 正義観念の多様性(1):多様な正義観念の整理
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第4週(対面): 正義観念の多様性(2):手続的正義と実質的正義
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第5週(対面): 正義観念の多様性(3):実質的正義と価値の客観性・相対性
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第6週(対面):ロールズの正義論(1):「公正としての正義」論
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第7週(対面): ロールズの正義論(2):正義原理の正当化
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第8週(対面):ロールズの正義論(3):正義の二原理
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第9週(対面):ロールズの正義論(4):政治的リベラリズム
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第10週(対面):リベラリズムとリバタリアニズム
授業時間外の学習:授業期間終了後:教科書や配付資料の復習
第11週(対面):共同体論のリベラリズム批判
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第12週(対面):バーリンの自由論(1):二つの自由概念
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第13週(対面):バーリンの自由論(2):価値多元論
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
第14週(対面):ロールズ正義論における政治的自由の位置づけ
授業時間外の学習:教科書や配付資料の復習
授業期間終了後(オンライン):授業および期末試験の講評
授業時間外の学習::教科書や配付資料の復習
シラバスに記載されている順序で,各テーマについて説明する予定です。テキストのなかで,次回のテーマに関係する部分を読んでおいてください。
なお,講義の進行具合によって,授業計画を変更する可能性があります。
教科書
深田三徳・濱真一郎編著『よくわかる法哲学・法思想〔第2版〕』(ミネルヴァ書房、2015)
参考書
出願開始
出願終了
承認結果公開日