テーマ
制度種別
受講形態(京カレッジ)
科目コード
科目名
開講大学名
学内科目コード
学内科目名
連絡先
京都ノートルダム女子大学
教育支援部教務課
TEL:075-706-3745 FAX:075-706-3790
担当教員
開講期間
2023年09月26日(火)~2024年01月23日(火)
4講時 14時55分~16時25分(毎週火曜日)
※休講 2023/12/19(火)、2023/12/26(火)、2024/01/02(火)
開講曜日・講時
単位数
開講期
授業形態
遠隔授業として実施する
「英語で学ぶ科目」として実施する
受講料
(単位互換履修生は不要)
科目等履修 40,000円(本学卒業生は20,000円)、聴講 20,000円(本学卒業生は10,000円)
対象年次
授業定員
単位互換定員
京カレッジ定員
会場
試験・評価方法
評価は、授業参加度(30%)、試験(50%)、レポート(20%)である。
超過時の選考方法
別途負担費用
その他特記事項
現時点では対面授業の予定ですが、急遽オンライン授業に切り替わる可能性があります。インターネット環境をご準備の上、お申し込みください。
<通学に関する注意事項>
本学への通学は公共交通機関をご利用ください。
50ccを超えるバイクおよび自家用車での通学は認められておりません。また、自転車および50cc以下のバイクでの通学は登録制となっております。
低回生受講推奨科目
講義概要・到達目標
1.科目の教育目標
まだ誕生して100年そこそこのメディアである映画をフェミニズムの視点で読みこなしてみようと思う。もともと映画は男性の規範だけで書き込まれた言説の一つであったわけだが、第2次世界大戦のときに期待できる観客が女性しかいなくなってしまい、女性が主役である「女性映画」 というものが誕生することになる。かくして 『風と共に去りぬ』 の誕生である。「女性映画」を中心に映画とはどういうメディアなのかをしっかり学ぶコースである。
2.教育・学習の個別課題
①近代史と映画という文化の理解
②映画というメディアの把握
③女性映画誕生の背景の理解
④フェミニズム批評研究
3.教育・学習の方法
①映画観賞のあと講義形式をとる。
②積極的授業の参加を求める。
③観賞メモと、話し合いのレポート提出を求める。試験あり。
④授業中の発問と学生の解答に対して適宜口頭でフィードバックする。
4.準備学習の具体的な方法
観た映画の情報を整理することと、レポート提出のために準備が必要である。
講義スケジュール
第01回 オリエンテーション
第02回 映画の歴史
第03回 映画の中の女性像と『ステラ・ダラス』
第04回 女性映画の中の母子もの映画
第05回 『ギルダ』とフィルム・ノワール
第06回 ファムファタールと意外な三角関係
第07回 究極のメロドラマ『忘れじの面影』
第08回 切り返しショットで回収されることのない男のまなざし
第09回 『レベッカ』と悪夢のシンデレラ物語
第10回 ヒッチコック作品における不可視な女
第11回 『風と共に去りぬ』と南北戦争
第12回 『風と共に去りぬ』の仕掛け
第13回 聖女とファムファタール
第14回 フェミニズム批評と映画
第15回 まとめと復習
教科書
参考書
1. 『The Desire to Desire』 Mary Ann Doane Indiana Univ.Press 1987年
2. 『フェミニスト映画/性幻想と映像表現』 E.アン・カプラン 田畑書店 1985年
3. 『フィルム・ノワールの光と影』 編集:遠山純生 エクスクアイア・マガジン 1999年
4. 『A Feminist Reader in Early Cinema』 Ed. J.Bean & D. Negra Duke Univ. Press 2002年
出願開始
出願終了
承認結果公開日