テーマ

E.教育・人生観を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

聴講生

科目コード

E102

科目名

人間学Ⅱ-10

開講大学名

大谷大学

学内科目コード

E102

学内科目名

人間学Ⅱ-10

連絡先

教務課
TEL 075-411-8117

担当教員

井上 尚実

開講期間

2022年04月07日(木)~2022年07月28日(木)
3講時 13時00分~14時30分(毎週木曜日)
※休講 2022/05/05(木)
※ 2022/07/28(木)は、試験日の為、京カレッジ生は出席不要です。

単位数

2

開講期

前期・春学期

授業形式

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

聴講料 15,000円

対象年次

2~4学年

授業定員

120

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

平常点 30%  出席および受講態度の総合評価。
レポート 70%  講義を受講し参考文献を読んだ上で、各自がテーマを決め、2000字以上のレポートにまとめてUNIPAで提出する。

※参考文献を積極的に読んで、授業テーマについて考えを深めて欲しい。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

なし

その他特記事項

【質問・相談の方法】
授業後に直接質問・相談すること。またはオフィスアワーに訪問すること。

【担当者からの連絡】
上記第1回~4回の学習内容については、大谷大学のレポジトリから授業資料の「信の仏教の系譜」を各自ダウンロードして読み進めてください。質問があればメールで tinoue@res.otani.ac.jp まで。
https://otani.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=900&item_no=1&page_id=13&block_id=28
他の論文等の資料も、Moodleにコピーをアップロードしてあるので、授業の前に目を通してくること。

広い視野から浄土真宗の祖型を尋ねる授業です。初期仏教のテキストに思想的原型を探り、ガンダーラから中国北朝の仏教美術の歴史遺産に具体的な思想の展開を尋ねます。

※本学では、対面授業を想定して開講しますが、今後の新型コロナウイルス感染状況次第では、実施方法やスケジュールに変更があることをご了解ください。変更等については、単位互換・京カレッジポータルサイトを通じて掲示・連絡します。

※受講許可となった方には、後日、本学ポータルサイトである「OTANI UNIVERSITY UNIVERSAL PASSPORT」(略称:OTANIユニパ)のアカウントをお渡しします。科目によっては、授業の進行にあたり「OTANIユニパ」を通じて掲示連絡や授業資料の閲覧、課題を出す等の場合もありますので、状況に応じて利用してください。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【授業テーマ】
浄土真宗の源流を尋ねて

【授業概要】
「大乗の至極」といわれる浄土真宗の源流について、釈尊在世時のインドから大乗仏教興隆期のガンダーラ、中国浄土教三祖(曇鸞・道綽・善導)の時代まで、仏教文献と美術資料に基づいて尋ねる

【学習到達目標】
浄土真宗の教えが釈尊の仏教と通底し、大乗仏教の到達点であるということについて、具体的な文献や歴史遺産に基づいて論じることができる。

講義スケジュール

【学習内容】
1.序説 浄土真宗の源流を学ぶ方法 
2.「信」の仏教の原風景(1)
3.「信」の仏教の原風景(2)
4.「信」の仏教の原風景(3)
5.「ただ念仏」の原型(1)
6.「ただ念仏」の原型(2)
7.「ただ念仏」の原型(3)
8.廻向の思想と阿弥陀仏(1)
9.廻向の思想と阿弥陀仏(2)
10.ガンダーラの浄土思想:モハメド・ナリの浮き彫りについて(1) 
11.ガンダーラの浄土思想:モハメド・ナリの浮き彫りについて(2) 
12.南響堂山石窟の浄土変相浮き彫り:観ることから称えることへ(1) 
13.南響堂山石窟の浄土変相浮き彫り:観ることから称えることへ(2)
14.南響堂山石窟の浄土変相浮き彫り:観ることから称えることへ(3)
15.まとめ

【授業方法】
第1回:講義
第2~15回:講義・ディスカッション

【準備学習(予習・復習)・時間】
第1回:浄土真宗の基本的な教えについて、調べておくこと。30分 
第2~4回:井上尚実「信の仏教の系譜--『スッタニパータ』「アーラヴァカ経」と「ヴァンギーサ経」に描かれる「信」の原風景」に目を通す。 90分
第5~7回:井上尚実「「ただ念仏」の原型―『スッタニパータ』「彼岸道品」に謳われる念仏と信心―」に目を通す。 90分
第8回:梶山雄一「解説--仏教思想史における親鸞」『大乗仏典中国日本篇22 親鸞』 pp. 384-422 を読む。 90分
第9回:梶山雄一「初期大乗仏教と親鸞」(『浄土の思想』第13章)を読む。 90分
第10・11回:荒牧典俊『ブッダのことばから浄土真宗へ』(自照社 2008)、137~173頁を読む。 90分
第12~14回:井上尚実「北斉の禅と浄土:南響堂山第二窟にみる一行三昧の二つの解釈」に目を通す。 90分
第15回:講義を通じて参照した論文等を通読して要点をノートにまとめる。 90分

教科書

・井上尚実「信の仏教の系譜--『スッタニパータ』「アーラヴァカ経」と「ヴァンギーサ経」に描かれる「信」の原風景」『大谷学報』89-2, pp. 1-45. (大谷大学大谷学会、2010年) 大谷大学の学術情報リポジトリからPDFを無料ダウンロード可能。ttps://otani.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=900&item_no=1&page_id=13&block_id=28
・井上尚実「「ただ念仏」の原型--『スッタニパータ』「彼岸道品」に謳われる念仏と信心」『親鸞教学』91号, pp. 15-36. (大谷大学真宗学会、 2008年) インターネット上で無料ダウンロード可能。
・井上尚実「北齐禅与净土: 南响堂山第二窟所见一行三昧的二种解释 (北斉の禅と浄土:南響堂山第二窟にみる一行三昧の二つの解釈)」 『佛学研究』2019年 第1期, pp. 170-182. (中国佛教文化研究所、2019年) 原文(日本語)のコピーを配布。
・下田正弘「浄土思想の理解に向けて」(抄)『シリーズ大乗仏教5 仏と浄土 大乗仏典 II』(春秋社 2013年)の第1章のうちGovindnagar出土の阿弥陀仏立像台座銘文の解釈を含む(一)浄土信仰教団存在想定の問題 pp.22-26 と(八)ふたたびゴーヴィンドナガルの事例へ pp. 43-45 (春秋社、2013年) Moodleにコピーをアップロード
・濱田瑞美『中国石窟美術の研究』(中央公論美術出版、2012年)の序論「仏影思慕と中国石窟」 (中央公論美術出版、2012年) Moodleにコピーをアップロード 

※レジュメのプリントを配布し、ネット上で閲覧できる論文PDFを参照する。

参考書

・藤田宏達『原始浄土思想の研究』(岩波書店、1970年) 
・藤田宏達『浄土三部経の研究』(岩波書店、2007年) 
・山口益『大乗としての浄土―空・唯識から念仏へ―』(大法輪閣、2006年) 
・梶山雄一 梶山雄一著作集第6巻『浄土の思想』(春秋社、2013年) 
・濱田瑞美『アジア仏教美術論集 東アジア I 後漢・三国・南北朝』(中央公論美術出版、2017年)

※『真宗聖典』を参照する。 

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2022-04-15 05:00:00