テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

C310

科目名

マンダラと梵字7B

開講大学名

種智院大学

学内科目コード

C002

学内科目名

マンダラと梵字7B

連絡先

種智院大学教務課
TEL 075-604-5600 FAX 075-604-5610

担当教員

児玉 義隆(人文学部仏教学科教授)
今井 淨圓(人文学部仏教学科教授)

開講期間

2024年09月24日(火)~2025年01月14日(火)
6講時 18時10分~19時40分(毎週火曜日)

開講曜日・講時

火・6

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(プラザ)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

京カレッジ生:聴講生22,000円 科目等履修生26,000円別途、科目数を問わず登録料5,000円(年間)単位互換履修生:不要

対象年次

1年次以上

授業定員

40

単位互換定員

10

京カレッジ定員

20

会場

試験・評価方法

平常点(30%):主に出席状況によって評価する。ただし、遅刻等の受講態度不良は減点の理由になります。
定期試験(70%):作品の提出により評価します。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

約4,000円(道具・教材費・教科書)、書道道具・教科書を持っている人は約1,000円

その他特記事項

【事前・事後学習】
あらかじめ、授業で扱う人名・地名・仏教要語などを辞書や辞典で調べ、予習したことをノートにまとめること。授業時間以外でも筆を持って実修に励むこと。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【講義概要】
梵字とは悉曇文字のことで、悉曇は梵語の「シッダム」を漢字で音写したもの。シッダ(成就する)から、「成就吉祥あれ」の意味に解されています。4世紀後半にインドより仏教とともに中国に伝承された当時の梵字は、書体および字母を悉曇として、梵語文法や語句解釈などを梵音と言っていました。わが国に悉曇梵語が伝来してからは、転じて梵字の書体だけではなく、広く梵語の書法、読法、文法など、すべてを内包した総称として、「悉曇」と呼ばれるようになりました。悉曇を形成する基礎的な文字が梵字です。
本講義では古代インドに始まる梵字の歴史やその書き方、読み方の基本を学びます。とくに梵字で描かれた別尊マンダラの作例をあげながら、その教理的な背景を解説し、さらに受講者自身にも種子マンダラの作品を描いてもらいます。秋学期に描く別尊曼荼羅については未定です。この授業においては、梵字の書き方を児玉が、マンダラに関する講義を今井が担当して行います。また春学期にマンダラと梵字7Aを受講していなくとも、梵字の書き方の復習から始めるので、秋学期からの受講も可能です。
【到達目標】
①梵字を正しい筆法で書くことができる。
②梵字について関心を持ち、自ら進んでその内容を理解して、人に伝えることができる。

講義スケジュール

【講義】(児玉義隆 担当)
1.梵字の歴史について
2.摩多(母音)体文(子音)の解説
3.摩多体文の書法1
4.摩多体文の書法2
5.切継字の書法(子音字の結合)
6~9.この陀羅尼に用いられる種子の書き方
10~12.作品制作とまとめ
【講義】(今井淨圓 担当)
1.密教の歴史
2.さまざまなマンダラについて
3.作画する別尊マンダラについて

教科書

児玉義隆『梵字必携』朱鷺書房 1991年

参考書

児玉義隆『梵字で見る密教-その教え・意味・書き方-』 大法輪閣 2002年
児玉義隆『梵字の書法-真言密教・ほとけの文字-』 大法輪閣 2005年【絶版】
種智院大学『新梵字大鑑』法蔵館 2015年

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00