テーマ

H.現代社会を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

H402

科目名

子供のネット安全教育の理論と実践

開講大学名

京都ノートルダム女子大学

学内科目コード

CNS2601N1J

学内科目名

子供のネット安全教育の理論と実践

連絡先

京都ノートルダム女子大学
教育支援部教務課
TEL:075-706-3745 FAX:075-706-3790

担当教員

神月紀輔(現代人間学部こども教育学科教授)
東郷多津(国際言語文化学部英語英文学科教授)
堀出雅人(華頂短期大学)

開講期間

2024年6月下旬頃から開始予定
6講時 18時10分~19時40分(木曜日)
※通年のうち15回講義を行う。
※講義のほか、8~9月に実習を行う
※詳細は講義スケジュール参照

開講曜日・講時

木・6

単位数

2

開講期

通年

授業形態

対面授業(プラザ)・オンライン併用

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

科目等履修40,000円(本学卒業生は20,000円)、聴講20,000円(本学卒業生は10,000円)

対象年次

2年次以上

授業定員

40

単位互換定員

30

京カレッジ定員

10

会場

試験・評価方法

授業参加度(50%)、毎時間のコメント(20%)、指導実習内容(30%) により総合的に評価を行う。

超過時の選考方法

書類により選考。指導実習参加可能者を優先する。

別途負担費用

指導実習先への交通費は自己負担

その他特記事項

実習を伴うこともあるので、就職活動中の学生は単位取得が難しくなることがあることを留意されたい。

講義のうち2回程度は、講義時間以外の8月から9月に、京都府内の小学校または児童館などに出かけて実習を行う。この際の交通費は自己負担となる。

授業後の、2、3月や次年度に自主的に啓発活動に取り組むことは可能である。

コロナ禍の状況においては、実習等が行われない可能性もあり(2020~22年度は充分に実習はできなかった)、代替え授業等で行う可能性もあるので、連絡に留意すること。

オンラインによる授業回を変更することもある。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

1.科目の教育目標
子供たちのネット利用において、詐欺にあう、ネットいじめ、個人情報の流出など様々な問題が起きている。
本科目では、京都府消費生活安全センターと協力し、特に消費者教育の観点から、子供自らが考えて安心してネットを利用できるよう、小学校等での啓発プログラムを開発し、実践することを目標としている。
なお現状から当面は、小学校4~6年生程度を対象としたプログラムの開発を行う。

2.教育・学習の個別課題
・現在起きているネットの安全使用に関する問題を知る。
・子供たちにとって危険な状況を知る。
・学校現場など状況に合わせた啓発プログラムを開発する。
・開発したプログラムを実践する。
・プログラムの実施に対してその評価を行い改善をする。

3.教育・学習の方法
本講義はブレンド型で学習を進める。講義に関してはオンライン講義を行い、ディスカッションが必要な場合は対面で行う。
現状の把握や学習理論については、講師やゲストスピーカーから講義を聞き、そこで得た知見をもとに、演習により、子ども向け啓発プログラムを開発する。その際にはグループによるディスカッションなどコミュニケーションが必要である。
さらに実際に子どもの前に立ち、実践を行い、実践から得たデータなどをもとに、啓発プログラムの自己評価を行い、議論の中からフィードバックを行う。また改善点を見出し、さらにプログラムをよいものに仕上げ、再生可能なものにする。

4.準備学習の具体的な方法
新聞やインターネットなどで情報の収集をする。
毎回の授業に対して復習を行い、次時への目標を立てる。

5.ノートPCの授業での利用
ほぼ毎回使用するので必携してほしい。

講義スケジュール

第01回(対面)本講義を始めるにあたって(神月・東郷・堀出)
第02回(オンライン)教育社会学から見た子供のネット利用(堀出)
第03回(オンライン)京都府消費生活安全センターにおける子ども啓発(外部講師)
第04回(対面)子供への模擬指導と評価(東郷・堀出・神月)
第05回(対面) 8・9月中(日時未定)小学校における子供への指導実習(堀出・東郷・神月)
第06回(対面) 8・9月中(日時未定)児童館における子供への指導実習(堀出・東郷・神月)
第07回(対面) 8・9月中(日時未定)こどもイベントでの指導実習(堀出・東郷・神月)
第08回(対面) 小学校児童館等における実習の評価、振り返り(堀出・東郷・神月)
第09回(オンライン)デジタル・シティズンシップと学校における情報モラル指導(神月)
第10回(オンライン)京都府消費生活安全センターへの相談の現状(外部講師)
第11回(オンライン)他の自治体での取り組み(外部講師)
第12回(対面)保護者も含めた指導方法の開発(神月)
第13回(対面)専門家による評価(堀出・外部講師)
第14回(対面)今後の問題点討議(神月・東郷・堀出)
第15回(対面)まとめと自己評価(神月・東郷・堀出)

※実習は8~9月に別途行う

教科書

参考書

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00