テーマ

E.教育・人生観を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

E319

科目名

特別支援教育

開講大学名

京都ノートルダム女子大学

学内科目コード

EDB1250N0J

学内科目名

特別支援教育論(初等)

連絡先

京都ノートルダム女子大学
教育支援部教務課 
TEL:075-706-3745 FAX:075-706-3790

担当教員

太田容次(現代人間学部こども教育学科准教授)

開講期間

2024年09月27日(金)~2025年01月24日(金)
2講時 10時45分~12時15分(毎週金曜日)

※休講 2024/10/25(金)、2024/12/27(金)、2025/01/03(金)

開講曜日・講時

金・2

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

科目等履修 40,000円(本学卒業生は20,000円)、聴講 20,000円(本学卒業生は10,000円)

対象年次

1年次以上

授業定員

単位互換定員

京カレッジ定員

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

毎回の授業の学びを振り返り整理するために、manabaによりミニコメントシートを提出する。
卒業後、教育や保育に携わる専門職として求められる社会人基礎力の考え方を理解し、将来発揮できるように、最終の個別レポートだけで評価するのではなく、ルーブリックに示す項目を基に、下記の点から総合的に評価する。

・個別レポート 40% 個別課題①②③に対応
・毎回のミニコメントシート 40% 個別課題①②③④に対応
・グループワークや発表をルーブリックから総合的に評価 20% 個別課題④に対応

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

学修状況を考慮して授業予定を変更して行う場合がある。その際は、事前に予告し事前学習できるようにする。
欠席等は、学生便覧(学生手帳)の授業・試験の欠席の取扱いに従って対応することとし、15回の講義のうち2/3以上の出席者を、ルーブリックに従って評価の対象とする。また、遅刻(15分)は複数回(3回)で欠席1回とみなす。

現時点ではすべて対面授業の予定ですが、急遽オンライン授業を実施する場合がございます。インターネット環境をご準備の上、お申し込みください。

<通学に関する注意事項>
本学への通学は公共交通機関をご利用ください。
50ccを超えるバイクおよび自家用車での通学は認められておりません。また、自転車および50cc以下のバイクでの通学は登録制となっております。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

1.科目の教育目標
幼稚園や保育園、認定こども園、小学校の通常学級・特別支援学級、特別支援学校等に、発達障害や知的障害をはじめとする障害や、障害はないが特別の教育的ニーズがある特別な支援が必要な幼児、児童及び生徒(以下、こどもと記す)が在籍している。教員や保育士は、こども一人一人が実感・達成感をもちながら学び、生きる力を身に付けていくことができるよう、学習上または生活上の困難を理解することが必要である。また、個別の教育的ニーズに対して、他の教員や関係機関等と連携しながら組織的に指導・支援していくことも求められる。この科目では、専門職として将来働くために必要な特別支援教育に関する最低限の知識や支援方法の基礎・基本を理解し、実際の場面で生かすことを目標とする。

2.教育・学習の個別課題
①特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
②特別の支援を必要とするこどもの教育課程及び支援の方法を理解する。
③障害はないが特別の教育的ニーズのあるこどもの学習上又は生活上の困難とその対応を理解する。
④将来教員や保育者として求められる社会人基礎力を、講義を聴くだけでなく、演習などを通して主体的に向上させる。

3.教育・学習の方法
講義を中心に、演習も必要に応じて行う。授業後に学修したことを振り返るために、manabaでミニコメントシートを提出する。その中で共有すべき情報や課題、疑問については、次回の授業で全体にフィードバックを行う。

4.準備学習の具体的な方法
特別な教育的ニーズのあるこどもへの教育や保育に関する基礎的・基盤的な知識や技能の習得は、卒業後にこどもに関わる専門職として必須である。そのため、テキストを事前に読み込み、あらかじめ疑問点や注目点を自分なりに考えて、積極的に授業に参画できるように準備学習を行った上で授業に望むこと。

5.ノートPCの授業での利用
毎回学んだことを振り返るためにパソコンやタブレット、スマートフォンを使います。

講義スケジュール

第01回  特別支援教育について
     講義全体の概要と特別支援教育の制度の理念や仕組みについて
第02回  心身の発達、心理的特性及び学習の過程について
     発達障害や軽度知的障害をはじめとする特別の支援を必要とするこどもの心身の発達、心理的特性及び学習の過程について
第03回  視覚障害のあるこどもの学習上又は生活上の困難について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第04回  聴覚障害のあるこどもの学習上又は生活上の困難について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第05回  知的障害のあるこどもの学習上又は生活上の困難について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第06回  肢体不自由のあるこどもの学習上又は生活上の困難について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第07回  病弱等のあるこどもの学習上又は生活上の困難について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第08回  発達障害や軽度知的障害について
     特別の支援を必要とするこどもの障害の特性及び心身の発達を理解する。
第09回  「通級による指導」及び「自立活動」について
     「通級による指導」及び「自立活動」の教育課程上の位置づけと内容について
第10回  個別の指導計画及び個別の教育支援計画について
     特別支援教育に関する教育課程の枠組みを踏まえ、個別の指導計画及び個別の教育支援計画を作成する意義と方法について
第11回  特別支援教育体制について
     特別支援教育コーディネーター、関係機関・家庭と連携しながら支援体制を構築することの必要性について
第12回  障害以外の特別の教育的ニーズについて
     母国語や貧困の問題等により特別の教育的ニーズのあるこどもの学習上または生活上の困難や組織的な対応について
第13回  障害の心理的疑似体験(前半)
     障害のあるこどもの心理的疑似体験
第14回  障害の心理的疑似体験(後半)
     障害のあるこどもの心理的疑似体験
第15回  グループワーク及び発表
     グループワークの発表(マイクロプレゼンテーション)、相互評価とフィードバック

教科書

『改訂版 教員と教員になりたい人のための 特別支援教育のテキスト: 気付き、工夫して、つなげる。 (教育ジャーナル選書)』/小林倫代編・著 ; 藤井茂樹,廣瀬由美子, 星祐子著/学研教育みらい/978-4058017623

参考書

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00