テーマ

C.文化・芸術を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生・聴講生

科目コード

C308

科目名

映画論:女性映画

開講大学名

京都ノートルダム女子大学

学内科目コード

EGL3450N1J

学内科目名

映画論

連絡先

京都ノートルダム女子大学
教育支援部教務課 
TEL:075-706-3745 FAX:075-706-3790

担当教員

須川いずみ(国際言語文化学部英語英文学科教授)

開講期間

2024年10月01日(火)~2025年01月21日(火)
4講時 14時55分~16時25分(毎週火曜日)

※休講 2024/12/17(火)、2024/12/31(火)

開講曜日・講時

火・4

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

科目等履修 40,000円(本学卒業生は20,000円)、聴講 20,000円(本学卒業生は10,000円)

対象年次

2年次以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

評価は、授業参加度(30%)、試験(50%)、レポート(20%)である。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

現時点ではすべて対面授業の予定ですが、急遽オンライン授業を実施する場合がございます。インターネット環境をご準備の上、お申し込みください。

<通学に関する注意事項>
本学への通学は公共交通機関をご利用ください。
50ccを超えるバイクおよび自家用車での通学は認められておりません。また、自転車および50cc以下のバイクでの通学は登録制となっております。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

1.科目の教育目標
まだ誕生して100年そこそこのメディアである映画をフェミニズムの視点で読みこなしてみようと思う。もともと映画は男性の規範だけで書き込まれた言説の一つであったわけだが、第2次世界大戦のときに期待できる観客が女性しかいなくなってしまい、女性が主役である 「女性映画」 というものが誕生することになる。かくして 『風と共に去りぬ』 の誕生である。「女性映画」を中心に映画とはどういうメディアなのかをしっかり学ぶコースである。

2.教育・学習の個別課題
①近代史と映画という文化の理解
②映画というメディアの把握
③女性映画誕生の背景の理解
④フェミニズム批評研究

3.教育・学習の方法
①映画観賞のあと講義形式をとる。
②積極的授業の参加を求める。
③観賞メモと、話し合いのレポート提出を求める。試験あり。
④授業中の発問と学生の解答に対して適宜口頭でフィードバックする。

4.準備学習の具体的な方法
観た映画の情報を整理することと、レポート提出のために準備が必要である。

講義スケジュール

第01回 オリエンテーション
第02回 映画の基礎知識:映画の歴史
第03回 女性映画というジャンル:映画の中の女性像と『ステラ・ダラス』
第04回 映画における母子の描写:女性映画の中の母子もの映画
第05回 暗黒社会の中の女性像:『ギルダ』とフィルム・ノワール
第06回 映画の中の男女関係:ファムファタールと意外な三角関係
第07回 メロドラマというジャンル:究極のメロドラマ『忘れじの面影』
第08回 メロドラマ映画の表現:切り返しショットで回収されることのない男のまなざし
第09回 映画におけるゴシックもの:『レベッカ』と悪夢のシンデレラ物語
第10回 ヒッチコックの実力:ヒッチコック作品における不可視な女
第11回 映画における時代性:『風と共に去りぬ』と南北戦争
第12回 原作との差異:『風と共に去りぬ』の仕掛け
第13回 『風と共に去りぬ』における二種類の女:聖女とファムファタール
第14回 小説と映画の比較論:フェミニズム批評と映画
第15回 女性映画を考える:まとめと復習

教科書

参考書

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00