テーマ

B.歴史を学ぶ

制度種別

単位互換/京カレッジ

受講形態(京カレッジ)

科目等履修生

科目コード

B308

科目名

歴史遺産研究Ⅰ

開講大学名

京都橘大学

学内科目コード

a10413d310

学内科目名

歴史遺産研究Ⅰ

連絡先

教務課
TEL:075-574-4324
FAX:075-574-4134

担当教員

村上 裕道(文学部歴史遺産学科教授)

開講期間

2024年09月26日(木)~2025年01月16日(木)
1講時 09時00分~10時40分(毎週木曜日)

開講曜日・講時

木・1

単位数

2

開講期

後期・秋学期

授業形態

対面授業(オンキャンパス)

遠隔授業として実施する

実施しない

「英語で学ぶ科目」として実施する

実施しない

受講料
(単位互換履修生は不要)

科目等履修生:32,000円

対象年次

2年以上

授業定員

単位互換定員

10

京カレッジ定員

10

会場

科目開講校キャンパス

試験・評価方法

授業中課題(72%)、参加度(28%)
※授業中課題のクイズに関する回答者の内、回答内容に課題のある者、回答数の少ない者については個人あてに連絡をする。
※授業中に実施する課題を提出しない者は単位取得が難しい。

超過時の選考方法

書類選考

別途負担費用

その他特記事項

【教室情報】
決定次第、「お知らせ」へ掲示します。不明な点があれば連絡先まで問い合わせてください。

【準備学習の内容】
予習 毎回、授業内容についての資料をTeamsにアップロードするので良く読んで授業を受けること
復習 毎回、授業の終了前に、その日の授業に関するクイズを出すので、Teamsで回答すること

【準備学習(予習・復習)に要する時間】
1授業回あたり1時間程度

【履修上の注意点】
授業中課題は、2種類ある。一つは、毎授業ごとに出されるクイズであり、二つは授業中に実施する課題である。
クイズは、授業終了後にTeamsで回答するものである。
授業中に実施する課題は、予め設定した設問を調べ、授業中に意見をまとめてTeamsに提出する。

低回生受講推奨科目

講義概要・到達目標

【テーマ】
文化遺産保護に関する世界の潮流を知る。

【授業の到達目標】
世界の文化遺産の保護の潮流を知り、日本の文化遺産保護の方向性を探る。

【授業の概要】
日本の先行研究者の取り組みやユネスコ、イコモス等、文化遺産保護に関する機関が作成した文化遺産保護に関する憲章・原則等を精読し、文化財保護の潮流を理解する。

【教育目標】
・市民や社会人として必要とされる知識や教養の獲得
・知的関心をもって学修していく態度や心構えの養成
・市民や社会人として必要とされる倫理観や人間性の養成
・異なる考え方や異なる文化を持つ人々を理解する能力の養成
・自分自身や社会が直面するさまざまな問題を理解し解決する能力の養成
・物事を論理的に分析する能力の養成
・文化遺産を活用できる能力をもつことで社会を創造しようとする意欲を身につける。
・文化遺産の取扱や保存管理の知識をもち、研究に高めるための技術と方法を修得する。
・課題を設定し、資料を集め、観察、分析、考察を行う手順を修得する能力を高める。

講義スケジュール

第01回 ガイダンス 授業の進行手法について
    文化財とは何か(文化財保護法・世界遺産条約)
第02回 文化財とは何か(ユネスコの考える文化遺産保護)
    クイズ1
第03回 1929年 世界工学会議 関野貞論文を読む
    1959年 文化財の破壊の現状とその根本対策 大岡実論文を読む
    クイズ2   
第04回 1973年 文化財保護論 関野克論文を読む
    授業中課題1
第05回 1964年 ヴェニス憲章を読む
    1976年 文化的観光憲章を読む
    クイズ3
第06回 1981年 バッラ憲章を読む
    クイズ4
第07回 1983年 アップルトン憲章を読む
    クイズ5
第08回 1987年 ワシントン憲章を読む
    クイズ6
第09回 各憲章の比較 
    ヴェニス憲章、バッラ憲章、アップルトン憲章に記載する特筆すべき         
    事項、保存の原則、維持保全・活用・移築・復元等に関する考え方を
    比較する
    バッラ憲章の時間的変化
    1981年憲章と2013年憲章との比較により、コミュニティとの連携、
    文化財の意義を伝える活動の方法等が大きく変化したことを述べ、最
    近重要視する文化財の保全に関する持続可能性の向上策について言及
    する
    クイズ7
第10回 1994年 オーセンティシティに関する奈良ドキュメントを読む
    クイズ8
第11回 1996年 クヌート E ラーセン博士 日本建築学会賞受賞記念講演
    『日本におけるその建築保存とその国際的評価』を読む
    授業中課題2
第12回 1999年 イコモス・ウッドコミッティ・プリンシプルを読む
    1999年イコモス・ウッドコミッティのプリンシプルの第1案から最終
    案への内容の変化から、日本の文化財保存原則の理念と欧州を中心と
    する理念との調整過程を知る
    クイズ9
第13回 2004年 世界文化遺産条約と無形文化遺産条約(ハーブストーベル
    論文)を読む
    2017年 イコモス・ウッドコミッティ・プリンシプル(改訂版)を読
    む 有形文化財への無形文化財の影響等、2017年の改定憲章において変
    化した内容を知り、文化財保護に関連する世界的潮流を理解する
    クイズ10 
第14回 2018年 日本における文化財保護法の一部改正・新たなる文化財保    
    護施策を考える

教科書

参考書

出願開始

出願終了

承認結果公開日

2024-04-12 05:00:00